スッキリとした音 イヤホン SE315
音の印象
カマボコ。柔らかで新鮮でスッキリとした音。モニター系サウンド。
購入時期
2015年9月頃
はじめに
まず、始めはお店で視聴して、SE215と比べ、妙にスカスカな音だなと感じ、これで20000円台は無いなと思っていた。
しかし、その後、SRH144、SE215を手に入れ、すっかりSHUREのファンになり、SHUREならいい音だろうと変な信頼を持ち、SE315を購入した。
SE315はバランド・アーマチュア(BA)を一基使用したイヤホン。SHUREのBA型で一番手に入れやすい機種。
SHUREのBAイヤホンを持っておきたいというのもあった。
メーカサイト
外観など
付属品など
イヤピース
SE215には無かった「トリプルフランジ・イヤパッド」と「イエロー・フォーム・イヤパッド」が付いている。
Lプラグ。プラグ部分はスマホケースをつけた状態でも挿さるように段差が付いた改善版。
発売当初はこの段差が無く、ケース付きでは挿さらなかったようです。
キャリングケース
カラビナ付きでフックなどに引っ掛けられるので嬉しい。
クリーニングツール。これがなかなか便利。イヤホン好きならひとつは持っておきたい。
ケーブルは着脱式。断線してもケーブルを差し替えて復活させることができる。
ソフト・フォーム・イヤパッド。裏の点の数でサイズが分かるようになっている。
なお、SE315以上の機種(SE425など)は本体にすでに付いているMサイズが袋にも入っている。
つまりMサイズがもう1セット付いている。
SE215とは違い、型番、SHUREロゴが凹凸の中に印字及び、コーティング?されており、ハゲにくいものになっている。
その他写真
音質について
ソフト・フォーム・イヤパッドを付けての感想。
音のバランスはカマボコ。中音がメイン。スッキリとした音。音のヌケが良い。
音は柔らかく、聞き疲れしにくい。高音は全然刺さらない。
シングルBAの割に低音が出ている。ダイナミック型と比べるとかなり少ないですが。必要十分の低音。
低音は乾いた感じの音。
ボーカルが前に出ており、ボーカルホンとして最適。
自分はSE315を買った後、SE425を買いましたが、フルレンジと言うことで中音に関してはSE425よりよい。
シングルBAということで、音を分けるクロスネットワーク回路を持たない影響か、新鮮な音がします。
新鮮てなんだよって感じですが、そう感じるので素直に書いておきます。
音に濁りを感じないというか、クリアというか、自然な音というか、やっぱり新鮮という言葉が一番しっくりくる。
スピード感もある。超高速スピードの曲を聴いてみると、なかなかのレスポンスを見せる。(ちなみにSE425は少しレスポンスが落ちる)
味付けがほとんど無いモニター系サウンドですが、明るさを兼ね備えていて、SEシリーズの中でもノリよく聞ける。
音場はシングルBAにしては広め。上位モデルのSE425、SE535より広い。
あえてマイナス点を書くと、やはり低音が少なめなので、曲によっては薄く感じる。
が、このスッキリさがこのイヤホンの魅力でもある。
この記事を書いている時点でSE315以外に、SE425、SE535も手に入れていますが、積極的にSE315を使おうと思うだけの音がある。(上位モデルには無いスッキリさときらびやかさがある。)
遮音性について
イヤホン最高レベル。電車内など騒がしい場所に最適。
これがダメだったらノイズキャンセルイヤホンしかない。
最後に
個人的に2015年の買ってよかったイヤホン ナンバーワン。
非常にお気に入りのイヤホン。
電車内イヤホンとして最高。
非常に高い遮音性、クリアで柔らかな音、解像度の高さ、聞き疲れしにくいなど。
個人的にはSE425より好きな音。
お店での視聴と実際買って聴いたのとでは音の印象がだいぶ違う。
このイヤホンの音の良さは、イヤピースを選べない騒がしいお店での視聴では判りにくいかもしれない。
非常におすすめ。
【国内正規品】SHURE カナル型 高遮音性イヤホン SE315 ブラック SE315-K-J
- 出版社/メーカー: SHURE
- 発売日: 2010/10/10
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更新履歴
2016/05/04 文章追加、表現改善。
透明感ある中高音 イヤホン DUOZA
音の印象
透明感ある中高音。ガツンとした低音。抜けの良い音。奥行きのある音。
購入時期
2015年7月頃
はじめに
会社はここ数年イヤホンで有名な共和ハーモネット(ブランド名:ZERO AUDIO)
この会社は主に電線メーカみたいですが、なぜか数年前からイヤホン業界に参入して、なぜかすごいイヤホンを連発して、全7イヤホン中6イヤホンがVGPを受賞など、ネットでの評判も良く、なんだかよく分からないけどすごい事になっている。
今回、自分が買ったのはZERO AUDIOの一番最新の商品であるZH-DWX10。型番とは別にDUOZA(デュオザ)と言う名前が与えられている。
ダイナミックドライバを2つ積んだデュアルドライバー。
タンデムマウントという上下に並べるのでは無く、前と奥に並べると言う珍しい構成。他社のイヤホンで似ている構成と言えばオーテクのIM50、IM70ぐらいだろうか。
公式サイト
外観など
付属品など
左右で色が違う。
イヤピースを外したところ
ポーチ付き
Lプラグ。細いのでスマホケースを付けている状態でも挿さる。
絡み防止のスライダー付き
音質について
タンデムマウントの効果か音に奥行きがある。
音の抜けが良く爽やか。凄い重厚な低音が出そうなデザインですが、意外にも透明感あるきれいで抜けの良い中高音が鳴る。もちろん低音もかなり多く出ているのですが、特別重低音では無いです。eイヤホンのレビューでガツンとした低音という表現が使われていますが、自分もこの表現を使いたい。ガツンとした低音。そうとしか言えない。
低音の質としては、タイトな音というよりはふくよかな重厚な低音。
解像度は1万台と言うことで高い。が他の1万台イヤホンと比べると特別高く無い。
その代わり独特の響きと言うか、奥行きがあり、良い意味でぼけている。
音の作りがうまい。
中高音が低音に埋もれていない。
音に丸みがあり、音の刺さりは無い。
音は取りにくい。他のイヤホンより、音量を上げる必要がある。
ポタアンをかました方が音が良い。
デザイン
個人的に好きなデザイン。ZERO AUDIOのイヤホンの中でも一番好き。
アルミで赤、黒がカッコ良い。
見た目で左右が分かり良い。
装着感
見た目ではあまり良くなさそうですが意外にも悪くは無い。
アルミボディということで、寒い日は耳に入れる際、ひんやりする。
ケーブル
ネットで良く話題になっていますが
電線メーカーの力なのか非常にしなやかです。
こんな柔らかいケーブルは初めて。
クセが付きにくく簡単にクルクル巻き取れ、ポーチに入れられます。
最後に
楽しく聴けるイヤホン。音が良い。
透明感ある中高音はかなり凄い。低音も凄いですが、中高音がこのイヤホンの最大の特徴。
おすすめ。
ZERO AUDIO ハイレゾ音源対応 カナル型イヤホン DUOZA ZH-DWX10
- 出版社/メーカー: ZERO AUDIO
- 発売日: 2014/12/24
- メディア: エレクトロニクス
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更新履歴
2016/04/07 文章を詳しくした。
スピード感ある音 イヤホンHA-FX200
音の印象
キレのあるドンシャリ。綺麗な高音。スピード感ある音。
購入時期
2015年7月頃
外観など
付属品など
ハードケース
ハードケースの中。ポケットが付いている。
FXT200とFXT100の比較
FXT200とFXT100でコード分岐部分の太さが違う。FXT200の方が太い。
音質について
ドライバーが2つあるという事で音に厚みがある。密度が高い。
HA-FXT100と比べ、全体的に解像度がかなり上がっている。
マグネットの数、パイプ、ハウジングの材質、コードを変えることでここまで変わるのかという印象。
HA-FXT100と特に大きな違いは高音の解像度がかなり上がっている点。
外など騒がしい場所で聞いていると、外の音と低音がマスクされ、高音が目立つのですが、その高音がきれいで思わずBA型イヤホンかなと思ってしまう程。(あくまでも雰囲気、印象がですよ!実際にBAと聞き比べたら全然BAの方が解像度が凄いですが。)
実際、メーカーインタビューではBA型のような解像度を意識していたみたいです。
参考:
www3.jvckenwood.com
音のバランスが良い。
音の傾向はドンシャリ。ドンシャリとは言えボーカルは引っ込んではいなくちゃんと聴こえます。
とは言え、音のバランスはドンシャリ、カマボコ、フラット、ピラミッドどれかと言われれば、ドンシャリと即答できる感じ。そんなバランスです。
楽しく聴ける派手目のサウンドと言えば良いのかも。
高音は刺さるほどではないです。
低音はタイトな音なので聞き疲れは多少しやすいかも。
音場は狭め。その代わり密度が高い。
また、キレ・レスポンスが良い。
パッケージなどに「Hi-SPEED」と書かれており、スピード感を売りにしているだけあり超高速テンポの曲を再生するとキレの良さに思わず「ほお」と驚く。
HA-FXT100よりさらにスピード感は上。
デザイン
個人的に好き。カッコ良い。
ハウジングが耳からそんな飛び出さないので寝ホンとしてもいける。
シルバーで高級感がある。
ケース付き
すごくコンパクト。小さいのですが慣れるとスムーズに入れられるようになる。
最後に
下位のHA-FXT100と比べ、使い分け出来るほど音の傾向に差は無く、値段が高いほど良い理論の上位互換なイヤホン。なのでHA-FXT100はほとんど使わなくなった。
FX100より遥かに音がよい。もし、このFXTシリーズを買うのなら出来るだけHA-FXT200を買いたい。
個人的にお気に入りのイヤホン
コードの取り扱いやすさ、つけ心地、音がよいなど総合的な使い勝手の良さで、2〜5万のイヤホンをいくつか手に入れた現在でも使っている。
非常におすすめ。
JVC FXT200 カナル型イヤホン Hi-SPEEDツインシステムユニット搭載 ブラック&シルバー HA-FXT200
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2014/11/13
- メディア: エレクトロニクス
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イヤホン HA-FXT100 レビュー
音の印象
キレのあるドンシャリ
購入時期
2015年6月頃
初めに
イヤホンスパイラルのきっかけを作ったイヤホン。
今まで使っていたイヤホンが古くなったので、お店でいろいろ聞き比べて買った。
本当は同じシリーズのHA-FXT200が欲しかったのですが、予算の都合上、HA-FXT100を買った。
ツインドライバーなのが心惹かれた。デザインも好み。
なお、私はこのイヤホン6000円台で買いましたが、Web上の情報を見ると、発売して間もない頃は10000円ほどで売られていたみたいです。ぶちゃけ音的には1万の価値はないです。6000円前後が適正価格。
公式サイト
外観など
付属品など
本体外観
ポーチ付き
音質について
キレ・レスポンスが良い。
パッケージなどに「Hi-SPEED」と書かれており、スピード感を売りにしているだけあり超高速テンポの曲を再生するとキレの良さに「おお」と驚く。
パシンとキレのある低音。ただ凄いタイトというわけでもない。
解像度は値段なり。音場は普通か多少狭い。
ドライバーが2つという事で音に厚みがあり、高音が埋もれていない。
音のバランスが良い。聞いてみてすぐ良い音だなと感じる。聴き疲れしにくさは普通。ドンシャリなので曲によっては聴き疲れするか。
装着感について
装着感は良い。
イヤホンの中でも上位レベル。
フィットサポートと呼ばれるエラストラマー樹脂で作られた出っ張りがあるのですが、それが良い仕事をしており、耳で安定する。
ハウジングもコンパクトで目立たず良い。
コードも適度な太さがあり、タッチノイズも問題無い。
絡み防止のスライダーも付いており、スムーズに動かせる。
ポーチは布で使い勝手が良い。
個人的には合成皮タイプは好きでは無いので布タイプは嬉しい。
最後に
良いイヤホンです。
コードの質も良く、絡み防止スライダー、ポーチ付きなど使い勝手が良い。
ただ自分はお店で聞いたHA-FXT200の音が忘れられず、その後HA-FXT200も買っちゃいました。
この音が気に入ったら、個人的にはもう少し予算を積んで、HA-FXT200の方に行って欲しい気持ち。
HA-FXT200は音のレベルがかなり上がるので。
JVC HA-FXT100 TWINシリーズ カナル型イヤホン Hi-SPEEDツインシステムユニット採用 ブラック
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
- 発売日: 2014/11/13
- メディア: エレクトロニクス
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ヘッドホン ATH-A900Z レビュー
音の印象
味付け少なめモニター系の音。程よくタイトだけど濃厚な低音。
購入時期
2016年2月頃
はじめに
今までSONYの「MDR-1R mk2」を使用してきたのですが、側圧が強く、しばらく付けていると、圧迫で痛みを感じ、付けていられなくなり、自然と使わなくなった。(タイトで聴き疲れしやすい音であったというのもありますが。)
しばらくはイヤホンに逃げていたのですが、やはり長時間使用ではヘッドホンが必要という事で、お店でいろいろ視聴していたのですが、その中で、鮮やかな赤色をしたアートモニターシリーズのAHT-A1000Zを手にとってみたところ、装着感の良さに衝撃を受けた。ただ、値段がとても手が出ないので、装着感が落ちますが、下位のモデル( ATH-A900Z及びATH-A500Z)を視聴し、一つ下のモデルのATH-A900Zを選んだ。
「ATH-A900Z」は2015年11月に発売されたばかりのアートモニターシリーズ最新作の一つ。
値段的に一番の売れ筋になると思われる機種。
ハイレゾ対応など今時の作り。
アートモニターシリーズの上位3つ(ATH-A2000Z、ATH-A1000Z、ATH-A900Z)は「made in Japan」となっている。
eイヤホンの放送でアートモニターシリーズが新しくなったことは知っていて興味があった。
アートモニターシリーズを買うのはこれが初めて。
開放型のエアーダイナミックシリーズはかなり前に持ってたことがありますが。
外観
付属品など
ヘッドホン外観
お店で見た時はなんとも思わなかったのですが、実際買ってみると思いのほか高級感がある。
作りがしっかりしている。さすが日本製。
プラグは金属製ではない。
Web上の感想を見ると、前作は金属プラグだったようです。
ここ最近は材料費が高騰し、去年はイヤホン・ヘッドホンの有名なメーカーが相次いで値上げが実施された状況。
前作と値段を合わせようとすると、音にあまり関係ないところがコストカットされるのは時代が時代なのでしょうがないのではないかと思う。
MADE IN JAPAN
その他写真
オーテクはR、Lでなく、「RIGHT」などフルスペルで記載する傾向がある。
使い心地について
付ける際、ヘッドバンドの長さをカチカチと調整せず使えるのがよいです。
ポンと乗せるだけ。
3Dウイングサポートがすっと沈み、調整され、気持ちがよい。
コードも片出しで邪魔にならない。コードの長さは3mで家用として十分な長さですが、ちょっと取り回しに苦労する。
ではつけ心地が良いかというと、なんということでしょう。はっきり言って悪いです。
側圧がかなりきついです。しばらくつけていると圧力で外したくなる。顔が潰される。次装着するのにためらってしまうほど。
イヤパッドの面積は広く、圧力が分散されそうなきがするのですが、実は人間の頭は耳の後ろはへっこんでいるのでまんまる系のでかいイヤパッドでは前の方の面しか肌に当たらない。つまりイヤパッドの後ろは肌に当たらない。肌に当たる面積が狭いので圧力が分散されず、かなり圧力を感じ、辛い。
イヤパッドもふかふかではなく、硬いです。全然沈まない。フィットしない。買った後、改めてお店で触ってみると、どうもATH-A900Zが一番硬い。
てっきり一番安いATH-A500Zと同じものだと思っていたのですが、よくよく見ると交換イヤパッドの型番が違う。ATH-A900Zの交換イヤパッドの型番は「HP-A900Z」、ATH-A500Zの型番は「HP-A500Z」となっている。
ATH-A500Zの方がなぜか柔らかかった。
この硬さが装着感の悪い原因の一つ。ここはコストをかけても良いから上位モデルのものを採用すれば良かったのではと思う。
イヤパッドの素材、硬さで音は変わるので、目指す音の為、ATH-A900Zのイヤパッドは、あえて硬くしたのかもしれませんが、装着感を優先して欲しかった。装着感が悪いと音質以前にそもそもヘッドホンをしない。
上位モデルのAHT-A1000Zを試聴した時は装着感が良かったのになと思い、残念な気持ちに。
音質について
バランス良く鳴らします。アートモニターシリーズと言うことで味付けはほとんど感じられず。強いて言えば低音が出ている。程よくタイトだけど濃厚な低音。この低音が気持ちがいい。
音の出し方に嫌味が無い。
お店(家電量販店)で視聴した時は、中高音の綺麗な機種だなと思っていたのですが、実際に手に入れると思いの外低音が出ている。
バックに程よい低音が出ており、騒がしいお店での視聴ではこの低音に気がつかなかった。
出来ればeイヤホンなどのBGMの小さい静かなお店で視聴したい。中高音ではなく、中低音の量が多い機種。
低音が出ているけど、中高音は埋もれずクリア。抜けの良い音。
鳴らし続けているとより低音が出るようになる。
お店で聞いたのと家で聞くので印象がかなり違うヘッドホン。お店での視聴では低音が若干薄いかなと思いつつも装着感を評価し、購入したので個人的には嬉しい誤差だった。装着感は悪い誤算でしたが。
解像度は高い。ハイレゾを聞き分け出来るほどの解像度は持っている。
大型ヘッドホンということで音場は広め。遠くからなっている感じ。
密閉型ですが、音の抜けが良い。
フラット系なので特別高音は出ておらず、高音は刺さらない。
聴き疲れについてはタイトな低音の音圧で聞き疲れは多少しやすい。
ノリが良く、パワフルなんだけど、美麗なサウンド。
iPhone直刺しでも十分良い音を鳴らしますが、出来ればヘッドホンアンプ経由で聴きたい。
プレイヤー直刺しだと音の広がりがなく、音が薄くなる。それでも十分良い音ですがこのヘッドホンの本来の力では無い。
ゲイン切り替えのあるヘッドホンアンプの場合、「HI」に設定したほうが良い感じになる。
最後に
サイズが大きいので音場が広く、迫力がある。室内用ヘッドホンならでは。
ちゃんと値段分の音を出してくれるヘッドホンです。
音に変なクセもなく、どの曲でも対応できる。
自分は明らかな高音よりの音は大っ嫌いなのですが、これはバランスが良くて好きです。
オーテクといえば自分は高音よりのイメージがあったのですが、最近のオーテクはCKR10など特別高音よりでなくフラットな音が多い。良いことだと思う。
まだ発売から数ヶ月しか経っていないのでWeb上に感想がほとんどなく、あったとしても買った感想では無く、お店で視聴しての感想だらけで、あまり参考にならず、結局お店で試聴して決めましたが、音は満足。しかし。。。
装着感は最悪です。側圧の強さとイヤパッドの硬さで台無し。なんでこんな硬いものを採用したのだろう。
上位のATH-A1000Zと同じぐらいの柔らかいパッドを採用して欲しかった。ATH-A1000Z以上に採用されているイヤパッドは柔らかく、装着後、イヤパッドが沈み、耳の後ろにもフィットするようになっている。
イヤパッドの硬さもですが、とにかく側圧の強さが残念です。
これのおかげで、装着感が台無しになってる。
側圧の強さがやだでこのヘッドホンを選んだのですが、この強さはお店での短時間での試聴では気が付かなかった。失敗。
ぶっちゃけ「MDR-1R mk2」よりはるかに側圧が強い。
後、家で実際に使ってみて、コードの取り回しには苦労します。せっかくこの時代にシリーズを更新したのだから、コードも着脱式にして欲しかった。
側圧の強いヘッドホンが嫌いな人は避けた方が良いです。
一度視聴する事をおすすめします。
自分は側圧の強さに耐えられず手放してしまいました。
オーディオテクニカ ハイレゾ対応ダイナミック密閉型ヘッドホンaudio-technica ART MONITOR アートモニター ATH-A900Z
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
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更新履歴
2016/03/21 文章を詳しくした。
イヤホン ATH-IM02 レビュー
音の傾向
高音寄りの弱ドンシャリ。元気な明るいサウンド。 乾いた音。
購入時期
2015年8月頃
はじめに
初めて買ったバランスド・アーマチュア(BA)型イヤホン。
VGP2014 インナーイヤー型ヘッドホン(1万円以上2万円未満)金賞受賞商品。
参考:vgp.phileweb.com
BAドライバは2基(デュアルBA)搭載。
その後、SHUREのBA型イヤホンSE315(1基)、SE425(2基)を手に入れたのでそれとの比較も簡単に。
音質について
音の傾向
乾いた音。音の抜けが良く、軽やかで軽快な音。音の厚みはあまり無い。
高音寄り。音の軸が高音に置かれている。という事で少なくとも原音(モニターサウンド)ではないです。明らかにリスニング向けのチューニング。モニターイヤホンとして売られていますがこれで音づくりしたら大変な事になる気がします。
ステージ上などで音をモニタリングすると言う意味のモニターだと思っておきます。
高音寄りなので一部の曲ではシャカシャカした音になってしまう。
なお、はじめは高音が刺さるのですが、1日(24時間)以上のエージングで刺さるか刺さらないかと言う所に落ち着きます。
解像度について
BA型という事で10000円代のダイナミック型イヤホンより遥かに高いですが、他のBA型と比べれば特別高くない。
自分は現時点でその他のBA型イヤホンとして、SHUREのSE315、SE425を持っているのですが、例えばSE315(シングルBA)と比べ、一般的なボーカルものの曲ではSE315の方が解像度、表現力が高く感じる。
ただ、さすがにデュアルBAと言うことでオーケストラ、ジャズ等の楽器ものだとATH-IM02の方がなかなかの解像度、表現力がある。SE315より上に感じる。
ちなみにSE425(デュアルBA)と比べたら解像度は遥かにSE425の方が上。
低音の量について
BAドライバ2基ですが低音は少なめ。あまり出ない。ただ安物BAよりは出ています。ちなみに低音の量は同価格帯のシングルBAのSE315のほうが出ている。
低音のキレはある。
音質まとめ
簡単に言えば高音寄りの弱ドンシャリ。高音寄りでオーテクらしい音。低音のキレもあり、楽しく聴ける。ただ曲によっては少しうるさく感じる。
装着感
装着感は普通です。特別優れてはいないです。
形があまりフィットしない。
耳の上からコードを通す、俗に言うSHURE掛けタイプということで、どうしても本家と比べてしまう。
SHUREのつけ心地を知ってしまっているとちょっと辛いところ。圧倒的にSHUREの方が良い。
SHUREのSE315、SE425などは形が非常によく、耳にぴったりと収まるのですが、このATH-IM02はあまり形がよくないというか、ただ単純に耳の当たるところを丸くしただけという感じ。
最後に
VGP2014 インナーイヤー型ヘッドホン(1万円以上2万円未満)で金賞を受賞し、ネット上でも絶賛している人が多いです。
ですが、高音が苦手な人は買ってはいけない。
この高音寄りの音をどう捉えるかという事だと思います。
高音が好きな人はいい音だと感じ、高音が苦手な人はシャカシャカした聞き辛い音だと感じる。
ある意味キャラの立っているイヤホンです。楽しく聴けます。
ただ、ぶちゃけ個人的にはあまり好きではないです。このイヤホン。高音寄りの軽い音がどうも…
(嫌いというほどでもなく、時々他のイヤホンの音に飽きたら聞くという感じですが)
また、値段が上がってしまったのもマイナス。
2015/9/1に価格改定があり、現在24000円前後の値段になってしまいました。
18000円ぐらいならまあそんなもんかなのですが、24000円の価値があるかと言われるとうーんという感じ。
その値段になってしまうと、個人的にはSE315や、もうちょっと予算を増やしてSE425なども検討してはと言いたくなってしまう。
(ATH-IM02はドンシャリ、SE315、SE425はモニターサウンドと音のキャラが全然違いますが)
高音好きの人には良いイヤホンだと思いますが、買う際は視聴してみることをお勧めします。
audio-technica IM Series カナル型モニターイヤホン デュアル・バランスド・アーマチュア型 ATH-IM02
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2013/11/15
- メディア: エレクトロニクス
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防水イヤホン TE-02n レビュー
音の傾向
乾いた音の弱ドンシャリ
はじめに
「TE-02n」は防水のカナル型イヤホンです。
ここ最近はヘッドホンアンプなどで有名なフォステクス。イヤホンのOEMメーカーとしても有名。
パッケージは一見普通のイヤホンに見えますが実は防水。
防水能力はIPX5 IPX7。
スポーツ用イヤホンではいくつか防滴、防水が存在していますが、普通のイヤホンデザインで防水と言うのはかなり貴重な存在。
音質について
乾いたカラッとした音。弱ドンシャリ。低音はタイトなタイプ。バランスは良いが高音寄りか低音寄りかと言うと低音寄り。
防水と言うスペックを抜きにして、普通に音が良い。防水と言うと音が犠牲になる印象を持っていたのですが、驚く。
タイトな低音なので人によっては聞き疲れしやすいか。
音は取りづらい。一般的なイヤホンより、1目盛ほど音量を上げる必要あり。
使い勝手について
何と言っても防水。雨の日でも気にせず、使用できる。
左右が見た目で分かるようメーカーロゴの色が違っており、右はオレンジ、左は白となっている。
ポーチがついているので、便利。
ポーチは布製で肌触りがスベスベしていて、質が良い。
つけ心地について
普通です。悪くも良くもなく。
ちなみにコンプライは400シリーズが使えます。
残念な点
Lプラグが今時の仕様でない。スマートフォンケースの段差で刺さらない。
最近のイヤホンはスマホケース付きでも刺さるようにブラグ付近が細くなっているのですが、このイヤホンはそうなっていなく残念。
最後に
防止イヤホンとして普通のデザインと言うのがポイント。
防水イヤホンはスポーツタイプが多く、コードが緑だったり黄色だったりと派手で目立つ色が多い中で、普通のイヤホンデザインで防水は貴重な存在。
ポーチが付いているのも嬉しい。
ただ、スマホケースを取り付けていると刺せないのが残念。結構致命的。
音も良くおすすめですが、スマホケース付きのものに使用するのであれば避けたほうが良いです。
- 出版社/メーカー: FOSTEX
- 発売日: 2013/10/30
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