バランスの良い音 イヤホン SE215
音の傾向
ずっしりとした低音を持つモニター系サウンド
購入時機
2015年9月頃
外観など
付属品など
ポーチ付き。カラビナ付きでフックに引っかけられるので便利。
ポーチの中にはポケットが。
イヤピース。(ソフト・フォーム・イヤパッド)
丸の数でサイズが分かるようになっている。
フィルタの付いた改良版。発売当初はなかったみたいです。
Lプラグ。スマホケースをつけた状態でも刺さるように段差の付いた改良版。
発売当初の初期モデルはこの段差が無く、スマホケースをつけた状態では挿さらなかった。
絡み防止のスライダー付き
イヤホン本体
音質について
低音豊かでその他の高音、中音はフラット。
ずっしりとしたタイトな低音。でもボーカルなどもよく聞こえる。音のバランスがいい。高音はあまり出ず、聞き疲れはしにくい。
解像度はそれなりだがボーカルの解像度はなかなかのものを持っている。息遣いなども聞こえ、はっとすることがある。音の味付けはあまりなく、モニタよりの音なので、人によってはつまらない音と感じるかもしれない。
公式で音について「温かみのあるディテールサウンドと強化された低音を提供」とあるがかなり適切な文章だと思う。
付属品など
ポーチが非常に使いやすい。
適度な大きさで、イヤホンを入れやすく、カラビナ付きでフックにかけられるし、個人的には最高。
使い心地について
SHURE掛けと呼ばれるコードを耳の上から通して装着する方式の本家ということで、
フィット感が非常に良い。よく考えられたデザイン。装着後耳から飛び出さず、目立たないのもグッド。
SHURE掛けの快適さは素晴らしい。コードがじゃまにならず、また、目立たず、歩いてもタッチノイズが起きにくい。この装着方法に慣れると普通の装着方法のイヤホンは買いたくなくなるほど。
遮音性について
デフォルトで装着されているタイプのソフト・フォーム・イヤパッドでの感想です。
遮音性は非常に高い。今現在売られているイヤホンでも最上位レベル。
電車の中でもiPhoneの音量最小で普通に音楽が聞けるほど。
これ以上の遮音性を求めるのなら、ノイズキャンセルイヤホンを使用するしかないと思う。
ただ、ネット上では周りの音が全く聞こえないという声もありますが、自分が使っての感想としては、まわりの音は聞こえます。電車のガタゴトという音も聞こえるし、しゃべり声も聞こえる。無音と言うことはない。ただ、かなり回りの音が小さくなる。
最後に
初めてこの音を聞いた時、非常に音がいいと感動した。
とにかく音のバランスがいい。
自分はここ数年で発売されたその他の10000円クラスのイヤホンとして、JVCのHA-FXT200、ZERO AUDIOのH-DWX10 DUOZAを持っていますが、それと比べると例えば高音の解像度はHA-FXT200の方が良いし、音のヌケのよさ、立体感はZH-DWX10 DUOZAのほうがいい。ですが、このSE215はとにかくバランスがよく、音の印象がいい。自分がこの3つの中で1つだけ選ぶとしたらこのSE215を選ぶ。
つけ心地、使い勝手、音の良さ、遮音性等、非常に完成度の高い製品。
発売日が「2011年」とかなり経過していますが、未だにその他の10000円クラスのイヤホンと渡り合える名機。
非常におすすめ。
【国内正規品】SHURE カナル型 高遮音性イヤホン SE215 クリアー SE215-CL-J
- 出版社/メーカー: SHURE
- 発売日: 2011/04/21
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 5人 クリック: 174回
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更新履歴
2016/01/01 文章追加・表現改善、修正
2016/04/04 写真追加、文章追加・表現改善、タイトル変更