pitokka blog

思ったことについていろいろ

Opera10.50をちょっと使ってみて気が付いたこと

2010/03/04 23:20更新

ついに正式リリース! Carakan搭載の高速版「Opera 10.50」の新機能 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

まだ出たばかりのOpera10.50。
以下、使ってみて気がついたこと。

配置のカスタマイズはやり直した方が良いかも


10.10から10.50にアップデートしましたが、デザインが大幅に変わったこともあり、下のステータスバーの表示がおかしい場所があった。配置をカスタマイズしている人は、いったんカスタマイズを初期化した方が良いかも知れない。
初期化方法はメニューから「設定」を選択。ウインドウ内の「詳細設定」タブを選択。メニューの「ツールバー」を選択。「ツールバー設定」内の一番上の「Opera Standard」を選択。「OK」ボタンを押し、設定を完了させる。これでツールバーの状態が初期状態になる。
ちなみに「ツールバー設定」内で始めに選択されている名前、たとえば"Opera Standard(変更済み)"が現在のカスタマイズ状態の保存名。適当な名前で保存すればいつでもその時点の配置状態に戻すことが出来る。

フォントの表示がおかしいページがある


Engadget 日本版」や「Yahoo!検索」の検索結果などの一部のページでフォントが汚く表示されてしまう。

Opera社の中の人もこの問題を認識しているみたい。
Opera Japan ブログ - Opera 10.50 が正式版になりました」から引用。

正直、日本語版は、まだ UTF-8 のサイトを見るとフォントが…だったりもします。日本のユーザーの方にとっては、まだ完璧ではない点も沢山あると思います。

ページ内検索がパワーアップ


「Ctrl+F」を入力すると、ページ内検索できると言うのは、どのソフトでも共通だと思いますが、Operaの場合、ちょっと前のバージョンから、キーボードの「.(ピリオド)」を入力すると、インクリメンタルモードでページ内検索が開始できるという機能がありました。しかし、この機能。今まで日本語入力には対応しておらず、アルファベット文字を検索するのみしか使用できませんでした。でも今回の10.50から日本語入力状態でも、キーボードの「.(ピリオド)」を入力すれば、検索窓が開き、インクリメンタルでページ内を検索出来るようになっている。しかもページが薄暗くなり、一致した場所が強調して表示されるようになった。これはとても便利。(safariのページ内検索に似ている。)

タブのドラッグアンドドロップ動作が改善された


タブをブラウザの画面外にドラッグアンドドロップすると、別ウインドウに分かれますが、分かれたウインドウのタブを再度、初めのウインドウのタブ欄にドラッグアンドドロップすると、ウインドウを一つに戻すことが出来るようになった。古いバージョンではこの操作を行った場合、タブは移動できますが、タブのみでウインドウが残ってしまっていたので不便だった。これも良くなり、すばらしい。


以上、現状気が付いたこと。


噂ではEUでWebブラウザー選択画面表示が3月1日から始まり、それに合せて急いで出したので、まだちょっとバグが残っているらしい。
米Microsoftが欧州でWebブラウザー選択画面表示を開始 -INTERNET Watch

日本人としては、せめてフォントの表示のバグぐらいは直して出して欲しかった...
初めて使う人の場合、あまりいい印象を与えないので。
Opera10.10からのオートアップデート通知はまだ動いていないので、安定志向の方はアップデート通知が来るまで待ったほうが良いかも知れない。
でも、動作は速いのが素晴らしい。Windows 7のAero Peek、ジャンプリストなどに対応しているし、フォントの問題が直れば絶対におすすめできる。