pitokka blog

思ったことについていろいろ

大腸内視鏡検査をした時の話

はじめに

昨日は人生で初めて大腸内視鏡検査をしました。
検査の結果は問題なしでした。良かった。
せっかくなのでその時の記録、感想を。

概要

大腸内視鏡検査を行うまでの道のりは大変です。
病院によって多少違うと思いますが、自分の場合、4日前から下剤(錠剤)の服用を開始。3日前から食事制限を開始。前日はマグコロールPという下剤を1800mlの水に溶かして15分おきに約200ml飲むと言う事を約2時間かけて行う。
当日は無論、食事不可で、水分を最低コップ3杯ほど飲み、後は病院にて検査を受ける。という流れ。

下剤について

4日前から下剤(錠剤)の服用を開始するのですが、自分はやけに効いた。
次の日にほとんどの便を出した気がする。
その日は休みで良かった。平日の場合、とてもじゃないけど仕事は無理な状況。お腹がゴロゴロ状態なので。

食事制限について

3日前から消化の悪い食べ物(繊維質の多い物)は不可となっている。特に以下のものは禁止されている。
きのこ類、海藻、こんにゃく、しらたき、玄米、五穀米、大豆、ナッツ類、トマトの皮、ごま、キウイフルーツ

前日は朝と昼は野菜、果物は食べてはだめで、消化に良いものを少量食べることになる(バターロール1個、素うどん、おかゆ1/2など)。夜は絶食。

マグコロールP

前日17〜18時頃からマグコロールPという下剤を1800mlの水に溶かして15分おきに約200ml飲むと言う事を約2時間かけて行う。
この溶かしたマグコロールPはポカリ(スポーツドリンク)の味に似ている。ポカリの味バランスを崩した感じ?ちょっとしょっぱい感じ?な味。
ちなみに飲んでいる最中は横になることは不可で、立っているか、座っているかの状態である必要がある。
15分ごとに飲んでいく過程で、全然出ないなと思っていたら、約1時間後ぐらいから下剤が効き始め、出ます。一度で始めると数分おきに出る。最終的に便が透明または薄黄色な状態つまり水分だけの状態にする必要がある。
なお、病院から判断基準として便の段階を示す写真を渡されます。(多分マグコロールPの添付品)その写真を参考に最終段階つまり透明または薄黄色な状態になるまで水分を取り続ける。
正直、最終的に自分は完全な透明とはならなかった。淡黄色で多少透明だけど白い粉状のが混ざっている。(ビジュアル的に煙の用な感じ)若干混濁してる。カスはないけど…という状態。
完全な透明にならないと少し焦ったのですが、サンプル写真と色は同じだし、問題ないだろうと納得させた。
当日、病院の人にも聞いたのですが、結果としてはOKでした。実際、内視鏡検査を実施した際、大腸は非常に綺麗だった。
要は便器のそこが見える状態になっていれば大丈夫(固形物がない状態)。
なお、自分の場合2時間で飲みきってから便を出し切るのに更に2、3時間かかった。(マグコロールPを飲みきった後も最低500mlは水を取る必要がある)

ちなみに、今回の経験で知ったのが、大腸が空っぽの状態で水分を取ると数分後、そのままお尻から出るという事。
すごい体験だった。真に大腸が空の状態で水分を取る際は、すぐトイレにアクセスできるところでないと非常に危険。

検査当日

検査服を着る。
お尻の所だけ穴の空いたズボンを着る。上着はお尻まで隠れるようになっているものを着る。
内視鏡検査のとき上着をまくればお尻が見える感じ。
内視鏡検査開始時、点滴を打たれる。いよいよ内視鏡を入れるときになったら、点滴のところから安定剤?が入る。
その時一瞬、点滴を挿した箇所がピリッとする。その後、意識がほんの少し遠くなる感じ。とは言え普通に会話はできる状態。
内視鏡を入れらている最中は、すごい痛いというわけでは無いけど、入っている感じがわかると言うか、少し痛いかなという感じ。
安定剤の影響かそこまで辛くはない。
定期的に痛くないですかと聞かれた気がする。
検査自体はすぐに終わる。10分ぐらい?それ以下?かも。ただ、その場でポリープが見つかるとその場で取り除く作業が入るのでその際は時間がかかると思われる。

内視鏡検査が終わると、ベッドのところに移動し、点滴が終わるまで安静に横になる。
なお、自分の場合、終わった段階で、結果を伝えられ、内視鏡で取った写真を渡された。(ベッドで写真を見ながら安静にしている状態)

点滴が終われば後は、先生とお話して終了。

最後に

上の方で、検査の道のりは大変ですと言ったけど、自分としては食事制限など辛いながらも割と楽しめた。なんと言えばいいのだろう、大腸の中を空にすると言う行為が新鮮だったのかもしれない。うまい表現が見つからない。

受けていない人は一度は見てもらったほうが良いと思います。腸内環境も空にすることで一度リセットできますし。
ただ、検査を受けるときは仕事など余裕がある時でないと駄目です。数日は体がそれどころではない状態になるので。