「acubic E20」の感想
はじめに
前にですが、Mini-ITXマザー用PCケース「acubic E20」を買いました。その感想を。
購入理由
リビングで使うコンパクトなPCを作りたかった。
主にコンテンツの再生を主にする予定のため、性能はあまり重視しないので、ACアダプタ採用の非常にコンパクトなケースが欲しかった。
自分はPCケースを購入する際、デザインが気に入らないと、購入しないタイプで、この「acubic E20」はコンパクトさ、ACアダプタ採用、デザイン良しと自分の条件にマッチしたので購入した。
ACアダプタが150Wなのもポイント。
特徴
会社は高級PCケースで有名なAbee。
なんといってもコンパクトなのがこのケースの魅力。拡張カード取り付け不可、ACアダプタ採用により、非常にコンパクトな筐体を実現している。
デザインも非常に良い。正直初めは、Webサイトの写真を見て、まあいいデザインかなという感じだったのですが、実際にお店で見ると、非常に高級感があり、魅力的なデザインだった。
値段は高いですが、Abeeのケースの中ではお手頃の部類に入るので手が出やすい。
ACアダプタについて
ACコードやプラスティックなど、外観の質が非常に良く感じられ、かなり印象が良いです。
同じく、Abeeが出している150W ACアダプタ「AC150-AP04AA」と同じものと思われます。ACアダプタの型番は同じFSP製「FSP150-AHAN1」で、DC-DCコンバータ基板もそっくり。コネクタ内容も同じ。
「AC150-AP04AA」の欠点だった4ピンATX 12Vケーブルの驚異的な短さも継承している。ATX12V用電源延長ケーブルの購入は必須です。延長しないと届かないことが多いと思います。
自分はAinexのATX12V用電源延長ケーブル 「PX-007」を取り付けました。
ACアダプタ「AC150-AP04AA」については以前購入し、感想を書いていますので良ければ参照を。
参考:PC用ACアダプタ「AC150-AP04AA」の感想 - ピポケカblog
組み込んだパーツ
以下のパーツを組み込みました。
CPU | intel Celeron Processor G1610 (2.6GHz) |
---|---|
CPUファン | 付属のリテールクーラー |
マザーボード | ASUS P8H77-I |
SSD | ADATA SP900 64GB |
その他 | Ainex ATX12V用電源延長ケーブル 「PX-007」 |
CPUクーラーについて
CPUクーラーですが、サイトの説明では「アビー > acubic E20」より
CPUクーラーのマウントスペースには、全高約50mmの空間を確保。CPUの発熱量に応じたクーラーのセレクトを可能にしています。
と書いてあり、一見自由度がありそうな気がしますが、実はリテールクーラーでもあまり余裕はないほどで、CPUクーラーの選択にはかなり制限があります。
自分は「Celeron G1610」のリテールクーラーを入れましたが、以下の写真のようにあまり余裕はありません。
例えば、AMDのTDP 100WのAPU(A8-3870Kなど)についているリテールクーラー(約52mm)は入りません。ぶつかります。(まあ普通入れようとは思いませんが。)AMDのTDP 65WのAPU(A4-3300など)のリテールクーラー(約40mm)は入ります。
つまり「全高約50mmの空間を確保~」というのは、いろんなCPUクーラーが入りますよという意味ではなく、CPUがAtomレベルでは無く、TDP65WレベルのCPUを入れられますよというアピールだと思います。
ちなみに引用しようとして気が付いたのですが、サイトの説明では「CCPUクーラーの~」と誤字している。(2013/2/5現在)
最後に
高級感があり、所有欲を満たしてくれます。
デザインが良く、ACアダプタの質も高く、コンパクトなPCケースを求めている人におすすめです。
(4ピンATX 12V用電源ケーブルが短く、延長ケーブルが必須状態なのが残念ですが。)
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