イーサネットコンバータとして「MZK-MF150」を買った

2010/11/23 更新

少し前、プラネックスの無線LANポケットルータ「MZK-MF150B」（IEEE802.11n/b/g 最大150Mbps）を買いました。
Xbox360を持っているのですが、あまり使用頻度が高くないこともあり、今まで、使うたびに遠くのルータと有線LANをつないで、終わったら外すということを行ってきた。
そろそろ、こういうことをやめ、無線LANに移行したいと思っていて、いろいろ調べ、少し前からこの商品に目を付けていたのですが、近くの店でセールとして3480円ぐらいで売っていたので、ついに買うこととなった。

なぜ、これに目を付けたかについてですが、Xbox360を無線化する方法として、

Xbox360純正の無線LANアダプタを使う。
イーサネットコンバータを使う。

の2通りが考えられると思うのですが、純正の無線LANアダプタの場合、

Xbox 360 ワイヤレス LAN アダプター（IEEE802.11a/b/g 最大54Mbps）約5800円前後
Xbox 360 ワイヤレス LAN アダプター N（IEEE802.11n/a/b/g 最大300Mbps？）約7300円前後

2つがあり、どちらも機能の割に、高い。

イーサネットコンバータの場合、有名どころではバッファローの「WLI-TX4-AG300N」（IEEE802.11n/a/b/g 最大300Mbps）があり、だいたい8000円ほどの値段で売られている。

少なくとも、同じぐらいの値段を払うなら、純正の無線LANアダプタを買うより、こちらを買った方がいいと思った。汎用的でとても高機能なので。
しかし、Xbox360を無線化するだけに、8000円払うのは、ちょっと気が引ける。そんな高機能で無くても良いので、もっと安いコンバータは無いのかと調べていたら、「MZK-MF150」を見つけた。
この「MZK-MF150」。表向きは無線LANポケットルータとして売っているのですが、ルータ以外に、アクセスポイント、コンバータの機能を持っており、切り替えて使うことが出来る。
3つの機能を持っていていることも魅力的ですが、もっと魅力的なのが値段が安いこと。現在ネットショップで3000円前後で売られている。サイズが小さいのもポイント。

以上が、目を付けていた理由。買ったと言うことで、使った感想について。
イーサネットコンバータ機能のみの感想です。ルータ、アクセスポイントの機能は使っていないので分かりません。

付属の説明書はルータ機能についてのみ書いてあり、アクセスポイント、コンバータ機能については付属のCD内のマニュアル（HTML形式）を参照するようになっている。CDに収録されているマニュアルはWebにも公開されており、Webの方が内容が新しく、詳しい。
ダウンロード｜MZK-MF150W / MZK-MF150B｜プラネックス（ページの下の「製品マニュアル」HTML形式を参照）

"コンバータ編"のページを見ると、結構設定が複雑そうに見えるのですが、親機がWPSボタンに対応している場合、とても簡単。
親機のWPSボタンを押して、「MZK-MF150」のWPSボタンを押して、ランプが接続完了表示になった後、約2分ほど待てば*1、繋がります。

親機にWPSボタンがない場合、設定画面から設定することになります。
「MZK-MF150」の設定画面はコンバータモードの場合、ブラウザで「192.168.1.250」へアクセスすることで表示することが出来るのですが、このとき、PCのIPアドレスを固定で設定し直す必要があるので、マニュアルに書いてあるとはいえ、PCの知識があまりない人にはつらいかも知れない。
「MZK-MF150」のパッケージに売りとしてGreen AP機能が載っていますが、コンバータモードの場合、Green AP機能は使えないので、接続設定以外は特に設定する物もなく、WPSボタンで設定した人は、設定画面に入ったところで、特に何もすることはないので、設定画面にはアクセスしなくてもいい。

一度接続すれば、ACアダプタを抜いても設定が保存されたままとなり、次電源を入れれば繋がります。

無事、Xbox360を無線化出来て満足。
WPSボタン対応親機を持っている人で、安くイーサネットコンバータが欲しいと言う人におすすめです。