「脳を活かす勉強法」を読んだ

「脳を活かす勉強法」を購入。そして読み終わる。

茂木健一郎さんの本は好きで、新書で「「脳」整理法」、「フューチャリスト宣言」、「すべては脳からはじまる」、「思考の補助線」など、いろいろと読んできたのですが、この本はその中でもかなり読みやすい文章になっている。
ただの勉強法のHow Toではなく、現在の脳科学を生かした勉強法以外に、「知」に対する態度、学問のおもしろさを教えてくれる。また、作者の他の新書でも書かれている知に対する日本の危機感、批判などについても軽く触れている。

茂木さんの本をいっぱい読んでいる人にとっては今回の本はだいたい内容が予想出来るとして買わないという人もいるかもしれないけど、僕にはタイムプレッシャーなど、また新しい発見があった。

勉強する上で間違いなく、知らないより知っていた方がいい内容だし、学習者だけでなく、教える側にとってもこの本の知識は役に立つと思う。

結構この本は売れているみたい。

この本で、茂木さんに興味を持った人は「すべては脳からはじまる」、「それでも脳はたくらむ」などのエッセイ集を読むのがおすすめ。この本で触れているエピソードなどがより詳細に知ることが出来ます。