pitokka blog

思ったことについていろいろ

ノイズキャンセリングRP-HC30を買った

昔、店でノイズキャンセリング(SONYのMDR-NC22)を試した際、本当に周りの音が静かになったのに感動した。

電車内ではうるさく聞こえにくいのでノイズキャンセリングを使用すると、快適に聞けるのではないかと思ったりして、いずれノイズキャンセリングイヤホンが欲しいなと思っていた。

で、少し前にやっと購入した。




ノイズキャンセリングイヤホンはいろんなメーカから出ていて、
購入する際、店でも触ったことがあるMDR-NC22とで悩んだが、パナソニックRP-HC30-Wにした。

理由は、値段が他のノイズキャンセリングより1000円ぐらい安かったのと、
ボリュームコントローラが付いていたから。

最近のプレーヤは最小音量でもかなり音量が大きいので、ボリューム調節が出来るのはかなり魅力的に見えた。



本体について、


イヤホンのコードはY字型で、本体にはモニターボタン、ボリュームコントローラ、電源スイッチ、クリップが付いている。


電池は単4電池1個使用。マンガンでは約27時間、アルカリだと約54時間もつと書いてある。


モニターボタンを押している間は、ノイズキャンセルがOFFになり、再生している音も消える。(この機能は電源ONのときにしか動かない。)

ノイズキャンセリングをONにすると、「サー」と言う少し大きめのノイズが聞こえるようになる。


でも気になるのはONにした最初だけで、次第に気にならなくなる。また、音楽を流すと、そんなに気にならない。

ボリュームコントローラは最大値が普通の音量で、コントロールを下げるほど音量が下がる。期待通りの動作。

最大音量でも普通のイヤホンに比べ、若干音が小さい。


ノイズキャンセリング機能が付いているので、音量を小さくしているのだろう。

普段使っている「HP-FX55」より音が小さい。これはいいことだと思う。

音質は普通に売っている2000〜3000円のイヤホンと同じぐらいの音質かも。


比較で言うと、HP-FX55より低音が無く、ちょっと音の抜けがいいかもしれない。


何日か使用した感想ですが、正直、僕には期待していたほどノイズキャンセルの効き目は無かった。

箱には75%カットと書いてあるが、感覚的に50%ぐらいしかカットしていないかな。


パソコンなどの音はいい感じにカットするが、
一番肝心な電車のホームや電車内では、正直あんまりカットしきれていない。

確かにONにすると騒音が和らぐのだが、OFFの時より、音量を絞れるかといったら個人的には、変わらない。

よくネット上ではノイズキャンセルを使用すると音量を普段より小さく出来ると言われているが、RP-HC30に関しては、僕はON、OFFでも音量は変わらなかった。

雑音でぼんやりしていた音が少しはっきりし、少し聞きやすくなったかなという感じ。音量を絞るほどの効果は無かった。


うるさい電車内では確かにカットしているけど結構目障りな音は残ったままで、ノイズキャンセルの意味はあんまり無いような。


たぶん、歩いている最中に使用した際などの安全性に配慮して、わざと効きを抑えているように見える。

車の音もそんなにキャンセルしていない。しょうがないか。



いろいろ書いたけど、正直期待はずれだなという感じ。

でも確かに、ノイズキャンセルは効いていて、うるさい場所でもかなり聞こえやすくなる。でも、もう少し、効きが良ければ...。



後で検索してみると、以下のページを見つけた。

騒音は消えるのか? ウォークマン vs. D-snap Audioでノイズキャンセリング勝負!:デジタルARENA

上のサイトで取り上げられているのはどちらもプレイヤー本体に内蔵された機能だけど、イヤホンのデザインが、単体で出している「MDR-NC22」、「RP-HC30-W」と同じなので、機能的に大体同じだろうと考えた。

そのサイトの中では電車内ではSONYの方がノイズキャンセリングが効いているのだそうで、電車内で主に使用しようと思っていた僕には「MDR-NC22」の方を買えばよかったなぁと思ってしまった。


そもそも店で試して感動したのはSONYの「MDR-NC22」だし。




RP-HC30の使用した感想をネットで調べてみると、結構騒音をカットしていると言う人もいるので、もしかしたら僕の耳には合わなかったのかもしれない。

最後に、あんまりいいことを書かなかったけど、ボリュームコントローラが付いているのは非常に良かった。