Opera10.52にアップデートしたらCPU使用率が異常に上がるように
4月27日にOpera 10.52が出ました。
オペラ、webブラウザ最新版「Opera 10.52」をリリース――Mac向けは従来比で10倍高速に | RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト)
以下、Windows版のお話。
気が付いた点は、
- インストーラが変更され、シンプルになったこと。
- ダウンロードダイアログが変わった。
- 「Windows Native Skin」が変わった。以前の10.10のような?デザインになった。
困った点は、10.51から10.52へ自動アップデートしたら、Opera起動後、しばらくしたらCPU使用率が異常に上がるようになってしまったこと。
自分のCPUは「Phenom II X3 720」つまり3コアなのですが、そのうち1コアがほぼ100%の状態になってしまう。
この状態になると異様にもっさりとした動作になってしまう。
Windows7を再起動したり、Operaをインストールし直したり、cookieを削除したり、Opera Linkを無効にしたりしてもだめ。
原因が分からず、最終手段として、設定情報を全て削除して、まっさらな状態にすることにした。
行った手順
※あらかじめ、ブックマークなどをバックアップしておくこと。「Opera Link」を使っていることが前提。
- Opera最新版のインストーラをダウンロードしておく。
- Operaでアドレスバーに「opera:about」を入力し、「Opera について」を参照。
- 「設定」「キャッシュ」に書かれているパスをメモする。
- Operaを終了する。
- Operaをアンインストール。
- メモしたファイルパスから、大本のOperaディレクトリを削除。(もしくは切り取りで別の場所に取っておく)
- Operaをインストール。
- 「Ctrl+F12」で設定ウインドウを表示。以前の設定に修正していく。
- デフォルトであるブックマーク、スピードダイヤルを削除しておく。(削除する理由は、スピードダイヤルの場合「Opera Link」で以前のデータがデフォルトで上書きされてしまうため)
- 「Opera Link」を有効にする。
- ブックマーク、スピードダイヤルなどが同期されるのを待つ。
- 「shift+F12」で、Operaのレイアウトを好みに修正。
- 後は、各種お気に入りサイトのパスワードを登録していく。
- おわり。
見事にCPU使用率が異常に上がる問題が解消。元通り。良かった。
それでよいのか?と言う気もするけど。
自分はOperaはブラウザのみでメール機能は使っていないけど、メールを使っている場合、こんな簡単にまっさらには出来ないと思うので、うむむ。
ちなみに、こういうとき「Opera Link」は凄い便利。これのおかげで以前より簡単にOperaの状態を復元できるようになった。
ネット上で同じ人はいないのかなと調べてみたら、いました。
Opera 10.52 へのアップデートは待った方が良いですよ:いっちゃんの日々雑感:So-netブログ
Opera 10.52 その後:いっちゃんの日々雑感:So-netブログ
その後、10.51 に戻したり Opera のコミュニティに登録作業をしていたら、以前と同じぐらいの CPU 使用率に戻りました。
ということで、もしかしたら自分もしばらく待てば、収まったのかも知れない。
ただ、かなり時間をおいたつもりだったのですが...
設定を初期化してからの動作は軽快。
しかし、Operaが10.10から10.50になって以降、ちょっと不具合が目立つのが残念。