pitokka blog

思ったことについていろいろ

Xbox360アーケードを買った

1ヶ月ぐらい前にXbox360アーケードを買いました。
Xbox 360 アーケード(HDMI端子搭載、256MBストレージ内蔵)【メーカー生産終了】
理由は値段が安いことと、スターオーシャン4ソニックワールドアドベンチャーストリートファイター4など、ちょっとやりたいソフトが出てきていることもあるのですが、一番背中を押されたのは、基盤がJasperと呼ばれる最新版になったこと。

Jasper基盤はGPUが90nmから65nmに変更され、ACアダプタも150Wになり、発熱と消費電力が少なくなっているのが特徴。

Jasper基盤を見分ける方法は簡単で、Xbox360アーケードで256MBのメモリが本体に内蔵されていれば、それがJasper基盤。この見分け方の敷居の低さも買う気持ちを後押しした。

参考:404 Error - Not Found


メモリ内蔵版のXbox360アーケードを購入して中身をみて思ったこと。
ACアダプタが想像以上に大きい。
かなりびっくりした。大きいのは知っていたけど、実際に見ると本当に驚いた。
本体の高さに迫るアダプタの高さ。これはすごい。

その他、AVケーブルがごつい。コネクタも太い。いかにもアメリカンな感じになっている。


PCモニターに映すため、「Xbox 360 VGA HD AVケーブル」も購入したのですが、「D-Sub 15 ピン オス → メス変換アダプター」が同梱されていて、親切。
これが有ると無いでは、モニタとの接続の利便性が全然違う。

現在、モニタは三菱電機の「RDT203WM」を使っているのですが、ちゃんと表示できています。
後ほど触れるシステムアップデートにより1680 x 1050の解像度で出力できるようになったことが大きい。


電源を入れると、アカウントの作成を求められる。
アカウントごとに、セーブファイルや実績が保存されるようになっている。
これにより、遊ぶ人数分のセーブファイルが保証されているのはすばらしいと思った。


ネットで言われている通り、本体はうるさいです。とても。
この音を静かという人は一人もいないと思う。
うるさい音の原因はディスクドライブで、回り始めると非常にうるさい。


ネットにつなげてみると、システムアップデートを求められ、適用すると、「New Xbox Experience」と呼ばれる大規模な更新が適用された。

参考:
4Gamer.net ― 11月19日のアップデート「New Xbox Experience」で,Xbox 360はどう変わる?
Xbox.com | 楽しい、見やすい、わかりやすい! Xbox 360 ダッシュボード


PCモニタ解像度の追加、HDDインストールなどの機能追加や、見た目が全然違うなど、本当に大幅な更新となっている。少し取っつきが良くなった。


Xbox360で、体験版ダウンロードなどのネットコンテンツを使用するためにはXboxLiveに加入しなければならないのですが、XboxLiveに加入するときは必ずXbox360本体から手続きした方がよいです。
Webサイトからも手続きが出来るのですが、本体からでないと、ローカルの実績などのアカウント情報が引き継げないし、ゴールドメンバー1ヶ月無料も付いてきません。
このような仕様になっているのであれば、Webサイトからは加入できないようにするか、Webサイトに注意書きを載せればよいのにと思った。
なぜかというと、実は、私は始め、Webサイトから加入手続きを行ってしまったからです。
名前、住所などをゲームパッドで入力するのは面倒だと考え、そうしたのですが、作ったアカウントを360に入れてみると、今までのローカルプロファイルとは別に新たに、Webサイトで作ったプロファイルが作られ、ローカルの今までの実績やセーブデータが引き継げないことに気がついた。引き継げる方法はあるのかネットで調べてみると、本体からでないと駄目なことが分かった。
また、後に、本体からの申し込みでないと、ゴールドメンバー1ヶ月無料が付いてこないということが、本体付属のXbox LIVE紹介用紙に書かれていることに気づく...。


Xbox LIVEでコンテンツを買う際には、アカウントにマイクロソフトポイントというものをチャージして使うのですが、このポイント、1ポイント1円ではなく、1ポイント1.5円となっていて、非常にわかりにくい。てっきりWiiやPS3などのように1ポイント1円だと思い込んでいたので、ちょっと驚いた。たとえば800ポイントのソフトだと、つまり1200円か。などと考えなくてはならなくてめんどくさい。


Xbox360アーケードにはXbox LIVEダウンロードコンテンツとして売られている5つのゲームが収録された「Xbox LIVE アーケード オムニバス ディスク」が付属しているのですが、このゲームが面白い。

5つのゲームについては以下を参照。
マイクロソフト、Xbox 360の新パッケージ登場。Xbox LIVE アーケードの5タイトルをセットにしたエントリーモデル - GAME Watch


特に「パックマン」と「Boom Boom Rocket」が面白い。

ちなみに、「Boom Boom Rocket」は画面の線にあわせてボタンを押すという、いわゆる音ゲーなのですが、なぜか英語版が収録されている。
「Boom Boom Rocket」ネットで検索してみると、なぜ英語版なのか分かった気がする。
このゲーム、Xbox LIVEで普通に買えば、日本語版なのですが、訳がすごい。とても日本語を知っている人が訳した物とは思えないものになっている。プレイ動画があがっていましたので紹介します。


この時代に日本語版として、こんな訳のゲームが売られているという事実がすごい。

・・・と、紹介した上記の収録されているゲームを実際に買おうとすると全部で3,600マイクロソフトポイント。つまり5,400円なので、お得感がある。


実際にXboxLiveにつないでみて、体験版やダウンロードコンテンツが魅力的で、これをやりたいがために、後ほど、「Xbox 360 ハードディスク (60GB) LIVE パック」を買ってしまった。
HDDがあると、「ハードディスクへのゲームの取り込み」機能を使うことが出来るのですが、これを行うと、あのゲーム中の本体の爆音が大幅に静かになった。
これだけでもHDDを買う価値があるのかも知れない。



最後に、
取っつきにくいところがあるのですが、そこを乗り越えると、予想以上によいゲーム機です。

ゲームのダウンロードコンテンツが個人的にすばらしい。

でもその一方、Wiiの方が親切で取っつきが良く、お手軽に扱うことが出来る。
なぜ、Wiiが売れていて、評価されているのか改めて分かった気がする。


2009/12/07 追記

現在のXbox 360 アーケードはパッケージが新しくなり、「Xbox LIVE アーケード オムニバス ディスク」は付かなくなったようです。