毎日新聞の「ネットに犯行示唆?」の見出しと記事に関するおわびについて
毎日新聞から「ネットに犯行示唆?」という誤報記事に対して以下のおわびが掲載された。
おわび:「ネットに犯行示唆?」の見出しと記事=11月19日付朝刊 - 毎日jp(毎日新聞)
読んでいて、すっきりしない文書。
謝罪の後に続く、以下の文章。
ネット上のサイト「フリー百科事典・ウィキペディア」に犯行示唆と受け取れる書き込みをしたとする人物が19日「たいへんなご迷惑をかけました。私の書き込みは事件後です」との文書を同サイト内に掲載しました。
なんかこの文書が引っかかる。
ウィキペディアに書いた人が悪いことをしたと言う印象を感じる。
そして、毎日新聞はそんなに悪くないという感じを受ける。
ウィキペディア内の、名前の前に×を付けたという該当の記事の履歴は、知識が無いと、ここは日本だし、勘違いしてしまうと思う。
僕も今回のニュースを聞くまで、ウィキペディアの表示が日本時間で無いことは知らなかった。
間違っていた。勘違いだったのだから、もっと素直に謝ればいいじゃないか。
この文を見る限り、遠くに引いて謝罪しているし、その後の文章も、冷静に書こうとしているのかも知れないけど、結果的に、いいわけがましく感じる。
しかも、ペンネームを脅しておいて、その方への謝罪が無いのが気に掛かる。
謝罪どころか、「犯行示唆と受け取れる書き込みをしたとする人物」扱いである。
その書き込みをした方は、すごい丁寧に謝罪している。
すばらしいほどの対応で、むしろそこまでしなくてもいいのにと思ってしまうほど。
本当はこう思ってしまうほどのレベルのことを新聞が行わなければならないのではないか。
変にプライドが高く、謝りきれない。
本当に毎日新聞はこのレベルの新聞なのか。
自分に対する批評がこの程度では、今後記事が信用されなくても仕方がないと思った。