Opera9.5について感じたこと

2008年6月12日、ついにOpera9.5が登場したと言うことで、この新しいOperaを少しの間使ってみて、簡単に感じたことを書きたいと思います。

前バージョンはOpera9.27。数字を見れば対して変わらないように見えますが、実際は、10を付けても良いくらいOpera9.5は大幅なパワーアップとなっている。それを示すように、スキンが今回から新しくなった。

Opera9.5になって感じたことは以下の通り。

体感としてはっきりと感じるほど動きが軽くなっている

Opera9.27は、Windows Vistaと相性が悪いのか、すごくもっさりしていました。また、終了した際、えらく長く、プロセスが残り続けていて、CPUを約50％ぐらい使っているという、正直どうしようもなく、他人に進めるのには気が引けるような状態でした。
Operaを何度もインストールし直したり、設定ファイルをまっさらにしたり、PCのパーツを取り替えた際、Vistaをクリーンインストール後にOperaを入れてもこの現象が発生したので、明らかにOpera9.2系とVistaの相性は悪かったのだろうと思う。

それが今回9.5になり、この現象はなくなった。ついにVista上でも正常に動作するようになった。
また動作スピードもきびきびしていて、体感的に2倍ぐらい早く感じる。

全文履歴検索機能の追加

この機能は9.5の目玉の一つ。
アドレスバーから今までの観覧ページ履歴やブックマークを検索できるようになりました。
ページ履歴は、ページ内文章まで検索対象になっているので、非常に便利。

パスワードマネージャーに登録する際の動作が改良された

以前はパスワード入力欄があるサイトで、ユーザ名とパスワードを入力して送信した際、パスワードマネージャがそれを保存するかどうかをダイアログで聞いてきますが、以前はその質問に答えた後、パスワードが入力され、ページが移るのですが、今回から、保存するかどうかのダイアログの表示中に、バックグラウンドでページが読み込まれるようになりました。これにより、もしパスワードを間違えた場合、裏でパスワードが間違っていることが分かるので、謝った値を保存することが半減しました。

追加したネットサーチがボタンがカスタマイズボタンに登録されるようになった

以前は、右クリックメニューで追加した検索欄はカスタマイズメニューで出るボタンには登録されず、すごく不便だったのですが、今回から登録されるようになりました。これで作成した検索窓をスタートバーなどいろんなバーに配置できるようになり、便利になりました。これで検索追加機能の魅力がさらにあがりました。
（Opera9.2でもパーソナルバーから追加した検索窓をドラッグしてパネルに入れることで強引に追加できましたが不便でした。）

など、いろいろ改善されていて、今のところ非常に満足しています。