ベネッセコーポレーションがついにDSで中学生向け教育ソフトを出す
通信教育の進研ゼミで有名な、ベネッセコーポレーションがついにDSで中学生向け教育ソフトを出すことになった。
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ベネッセコーポレーションは以前から進研ゼミの受講者向けに「ポケットチャレンジ」という学習専用携帯端末を作成し、売り出していた。
僕は昔、「ポケットチャレンジ」が出る少し前から*1、進研ゼミに入っていたので、この「ポケチャレ」が出た時は、「よし!!」と思い、すぐに購入していた。
ポケットチャレンジは暗記カードを電子化したようなもので、ゲーム感覚で暗記、穴埋めドリルなどを行うことが出来た。
ソフトの供給システムはゲームボーイなどのように、カートリッジ方式になっており、英語、理科、社会などのジャンルが出ていたと記憶している。
英語のソフトの場合、ヘッドホンを挿せば音声も出せるので、なかなか使えるものだった。
当時は、モノクロゲームボーイの時代で、合格ボーイシリーズなども出ていたが、こっちのほうが出来が良かった。
ゲームボーイは音声が出せないし、こういう端末を出す意味はあったと思う。
あれから時代が経ち、ポケットチャレンジはどうなっているのかなと思っていたら、今では「ポケットチャレンジV2」と言う新しいハードになっているらしい。
ポケットチャレンジV2はワンダースワン (ねこかぶのblog(仮))
によると、なんと、ポケットチャレンジV2の中身はバンダイが出した携帯ゲーム機「ワンダースワン」と同じらしい。
こんなところで、ワンダースワンの技術が生きているとは驚いた。
確かにワンダースワンは音声も出せるし、初代ポケチャレと同じくワイド画面だし、ポケチャレの後継機として適しているかもと思った。
で、今回ついに、ポケットチャレンジではなく、ゲーム機であるニンテンドーDSで学習ソフトを出すと発表があった。
DSは音声も再生できるし、画面はカラー、タッチペンで書かすことも出来る。
そして、ものすごく普及している。
独自のハードを開発し、出す必要が無くなったってことなんだろう。
ポケットチャレンジシリーズは、主に中学生を対象にしたもので、今回のDSも中学生をターゲットとしている。
記事を見てみると、「ポケットチャレンジ」での知識が生かされているとのこと*2。
「進研ゼミ」の会員で無くても、直販と言う形で買うことが出来ると言うことで、DS向けの学習ソフトで中学生にとっては大本命だと思う。
数多くの教科書に対応していて、設定で教科書を指定すれば、その教科書の流れ通りに学習が進むから。